良能(読み)リョウノウ

デジタル大辞泉 「良能」の意味・読み・例文・類語

りょう‐のう〔リヤウ‐〕【良能】

生まれながらに持っているすぐれた能力。また、その持ち主。「良知良能

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「良能」の意味・読み・例文・類語

りょう‐のうリャウ‥【良能】

  1. 〘 名詞 〙 学問経験によったものでなく、生まれながらに備わっている能力。本質的な能力。天賦の能力。また、すぐれた能力のある人。〔書言字考節用集(1717)〕
    1. [初出の実例]「鬼神は二気の良能、鬼神は造化の跡とこそ聞をるに」(出典:古道大意(1813)上)
    2. [その他の文献]〔孟子‐尽心上〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「良能」の読み・字形・画数・意味

【良能】りようのう

天賦の能力。

字通「良」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android