艱深(読み)かんしん

精選版 日本国語大辞典 「艱深」の意味・読み・例文・類語

かん‐しん【艱深】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 文意思想などが、意味が深くて理解しがたいこと。
    1. [初出の実例]「後世儒者之解易春秋、其説奇古艱深、不於人倫日用者、蓋以此也」(出典童子問(1707)上)

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普及版 字通 「艱深」の読み・字形・画数・意味

【艱深】かんしん

詩文表現深奥で、難解であること。〔東観余論、下〕柳柳州(宗元)~獨り能く天對を作る。~深宏異、析理なり。~庶(ねが)はくは覽る瑩然(えいぜん)として、子厚のの、(いやし)くも艱深を爲さざるを知らんことを。

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