艱深(読み)かんしん

精選版 日本国語大辞典 「艱深」の意味・読み・例文・類語

かん‐しん【艱深】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 文意思想などが、意味が深くて理解しがたいこと。
    1. [初出の実例]「後世儒者之解易春秋、其説奇古艱深、不於人倫日用者、蓋以此也」(出典童子問(1707)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出 項目

普及版 字通 「艱深」の読み・字形・画数・意味

【艱深】かんしん

詩文表現深奥で、難解であること。〔東観余論、下〕柳柳州(宗元)~獨り能く天對を作る。~深宏異、析理なり。~庶(ねが)はくは覽る瑩然(えいぜん)として、子厚のの、(いやし)くも艱深を爲さざるを知らんことを。

字通「艱」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む