漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典 「芎膠艾湯」の解説 きゅうききょうがいとう【芎膠艾湯】 漢方薬の一つ。生薬(しょうやく)の当帰(とうき)、川芎(せんきゅう)、芍薬(しゃくやく)、地黄(じおう)、阿膠(あきょう)、艾葉(がいよう)、甘草(かんぞう)などを含む。漢方の古典『金匱要略(きんきようりゃく)』などに処方が示されている。痔(じ)による出血、月経過多、血尿、出血による貧血などに用い、冷え症をともなうとき、とくに有効とされる。比較的体力の低下している人がおもな対象。 出典 講談社漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典について 情報