川芎(読み)センキュウ

漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典の解説

せんきゅう【川芎】

漢方薬に用いる生薬(しょうやく)の一つ。セリ科センキュウ根茎(こんけい)を湯通しして乾燥したもの。補血鎮静鎮痛鎮痙(ちんけい)などの作用がある。頭痛血の道(みち)症に効く川芎茶調散(ちゃちょうさん)打撲捻挫(ねんざ)に効く治打撲一方(ぢだぼくいっぽう)痔(じ)による出血、月経過多血尿、出血による貧血に効く芎帰膠艾湯(きゅうききょうがいとう)などに含まれる。

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大辞林 第三版の解説

せんきゅう【川芎】

セリ科の多年草。中国原産。薬草として古くから栽培。高さ約50センチメートル。葉は羽状複葉。秋、茎頂付近に白色の小花が多数咲く。漢方で、塊状の根茎を補血・強壮・鎮静薬とする。古名オンナカズラ。漢名、芎藭。

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動植物名よみかた辞典 普及版の解説

川芎 (センキュウ)

学名:Ligusticum officinale
植物。セリ科の多年草,園芸植物,薬用植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

せん‐きゅう【川芎】

〘名〙 セリ科の多年草。中国原産で、薬用植物として栽培される。高さ三〇~六〇センチメートル。葉は二回三出の羽状複葉で各小葉には鋭い鋸歯(きょし)がある。茎葉は根生葉と同様に有柄で、葉柄の基部は幅広い鞘となってゆるく茎を抱く。秋、茎の先端に複散形花序をつけ、それぞれの枝の先に白い小さな五弁花を球状に密生する。根茎を頭痛、鎮静薬に用いる。中国四川省産の品が優れていたため四川芎藭を略して呼んだもの。漢名、芎藭。おんなかずら。女草。《季・秋》
※桂川地蔵記(1416頃)上「薬種〈略〉陳皮、川芎」

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世界大百科事典内の川芎の言及

【船級】より

…船の構造や設備あるいは性能が一定の基準にあることを証明するため,船級協会が一定の期間船に与える資格あるいは等級を船級という。船舶は不動産と同様に売買,貸借が行われ,また保険の対象となる。さらに荷主に対しては安心して荷をまかせてもらえることを示す必要がある。これらの場合に,関係する当事者に対して船舶が一定の基準に適合していることを証明するものが船級であって,船級を与えられた船を船級船(クラスボート)と呼ぶ。…

※「川芎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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