デジタル大辞泉 「花の弟」の意味・読み・例文・類語 はな‐の‐おとと【花の▽弟】 《多くの花に遅れて咲くところから》菊のこと。「百草ももくさの―となりぬれば八重八重にのみ見ゆる白菊」〈夫木・一四〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「花の弟」の意味・読み・例文・類語 はな【花】 の 弟(おとと) ( 多くの花が春に咲くのに対し秋に咲くところから ) 植物「きく(菊)」の異称。《 季語・秋 》[初出の実例]「ももくさの花のおとととなりぬればやへやへにのみ見ゆるしら菊〈藤原季経〉」(出典:御室五十首(1198頃)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例