デジタル大辞泉の解説 はな‐の‐かお〔‐かほ〕【花の顔】 1 咲いている花の姿。「昨日見し―とて今朝見れば寝てこそ更に色まさりけれ」〈後撰・春下〉2 「はなのかんばせ」に同じ。「奥山の松のとぼそをまれにあけてまだ見ぬ―を見るかな」〈源・若紫〉 はな‐の‐かんばせ【花の▽顔】 花のように美しい顔。「―月の眉女子にして見まほしき優男(やさおとこ)」〈円朝・怪談牡丹灯籠〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
大辞林 第三版の解説 はなのかお【花の顔】 ① 咲いている花の姿。 「昨日見し-とてけさ見れば/後撰 春下」 ② 花のように美しい顔。花のかんばせ。 「まだ見ぬ-を見るかな/源氏 若紫」 はなのかんばせ【花の顔】 「はな(花)のかお(顔)② 」に同じ。 出典 三省堂大辞林 第三版について 情報