花園院宸記(読み)はなぞのいんしんき

旺文社日本史事典 三訂版 「花園院宸記」の解説

花園院宸記
はなぞのいんしんき

鎌倉南北朝時代花園天皇の日記
1310年より'32年の記録。47巻。記事内容両統迭立 (てつりつ) の経過,正中・元弘の変の事情などで,鎌倉末期の朝幕関係上の重要史料である。

出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報

世界大百科事典(旧版)内の花園院宸記の言及

【花園天皇日記】より

花園天皇の日記。《花園院宸記》ともいう。1310年(延慶3)14歳のときから,断続的ながら32年(元弘2)まで記し,47巻の自筆本が伏見宮家に伝来,現在は宮内庁書陵部に所蔵されている。…

※「花園院宸記」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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