花堂村(読み)はなんどうむら

日本歴史地名大系 「花堂村」の解説

花堂村
はなんどうむら

[現在地名]福井市花堂ひがし一―二丁目・花堂なか一―二丁目・花堂みなみ一―二丁目・花堂きた一丁目

越前国名蹟考」が「福井上筋の入口にして、木田惣、木戸外、赤坂町へつゞきたり」と記すように、福井城下の南に続く北陸街道沿いの街村と、八幡はちまん山東南麓の本村とに分れる。村名は、城下の端にあって端道はなんどうの意味という。

慶長一一年(一六〇六)頃の越前国絵図に「花之堂村」(高一六三一・七石)とみえ、正保郷帳によると、田方一千三八九石余・畠方二四二石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android