20世紀日本人名事典 「花房柳外」の解説 花房 柳外ハナブサ リュウガイ 明治期の新派劇作者 生年明治5年11月24日(1872年) 没年明治39(1906)年4月30日 出生地岡山県 本名花房 卓三 別名別名=竹柴 作造 経歴はじめ河竹新七(3代目)の門弟で竹柴作造といったが、新派劇界に転じ川上一座の座付き作者となり「洋行中の悲劇」ほかを脚色。また宮戸座に「己が罪」「金色夜叉」も脚色。明治35年洋式演劇社を設立してイプセン作「社会の敵」を翻案上演した。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「花房柳外」の解説 花房柳外 はなぶさ-りゅうがい 1872-1906 明治時代の脚本家,演出家。明治5年11月24日生まれ。歌舞伎座にはいり3代河竹新七の弟子となるが,のち川上音二郎一座などの台本をかく。明治35年洋式演劇社を組織し,イプセン「社会の敵」を翻案,演出するなど,演劇の革新につとめた。明治39年4月30日死去。35歳。岡山県出身。本名は卓三。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by