花朝(読み)カチョウ

デジタル大辞泉 「花朝」の意味・読み・例文・類語

か‐ちょう〔クワテウ〕【花朝】

陰暦2月の異称一説に、特に2月15日

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精選版 日本国語大辞典 「花朝」の意味・読み・例文・類語

か‐ちょうクヮテウ【花朝】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 陰暦二月の異称。また、特に二月一日、一二日、一五日をいう場合がある。中国では、二月一五日を花朝、八月一五日を月夕とする。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「世の中で一番美しいと花朝の日以来、潮州城の人々が噂する娘である」(出典:星(1921)〈佐藤春夫〉九)
  3. 花が咲いた朝。花晨(かしん)。〔白居易琵琶行

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普及版 字通 「花朝」の読み・字形・画数・意味

【花朝】かちよう(くわてう)

旧暦二月の節日。また花咲く朝。唐・白居易〔琵琶行〕詩 春江、秋の夜 酒を取りて、(ま)た獨り傾く

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