デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「花村環」の解説 花村環 はなむら-たまき 1796-1867 幕末の武士。寛政8年生まれ。代々美濃(みの)(岐阜県)不破郡の旗本岩手竹中氏の臣で,主家の財政窮乏に際し,財政を改革。新田を開拓し,池をつくり,堰(せき)をもうけて灌漑(かんがい)の便をはかる。また関ケ原宿の本陣,脇本陣などの財政を再建した。慶応3年3月16日死去。72歳。本姓は国井。名は尚方。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例