花長上神社(読み)はながかみじんじや

日本歴史地名大系 「花長上神社」の解説

花長上神社
はながかみじんじや

[現在地名]谷汲村名礼

名礼の中林(なれのちゆうりん)寺前に鎮座。祭神は天甕津日女命。旧郷社。「延喜式」神名帳にみえる大野郡三座の一つ花長神社に比定され、美濃国神名帳には大野郡座三二社の一つとして「正一位花長太(ママ)神」とある。創建期は未詳だが、当社の鎮座する山を古くは中山または花鹿(はなが)山と称していたという。「尾張国風土記」逸文には、七歳になっても言葉を発しない品津別の皇子のために建岡の君が「美濃の国の花鹿山に到り」、卜占にあたったことが記されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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