花霞(読み)ハナガスミ

デジタル大辞泉 「花霞」の意味・読み・例文・類語

はな‐がすみ【花×霞】

満開の桜の花が、遠目には霞がかかったように白く見えること。

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精選版 日本国語大辞典 「花霞」の意味・読み・例文・類語

はな‐がすみ【花霞】

  1. 〘 名詞 〙 満開の桜花が遠目には一面に霞がかかっているように白く見えること。
    1. [初出の実例]「花霞たてたるひなへ肴やる酒のめもちくへおはりこおはりこ」(出典:狂歌・大団(1703)五)

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