デジタル大辞泉 「苗栗」の意味・読み・例文・類語 びょうりつ〔ベウリツ〕【苗栗】 台湾北西部にある県。山がちな地形で、稲作のほかサツマイモ・茶の栽培が盛ん。ミャオリー。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「苗栗」の意味・わかりやすい解説 苗栗びょうりつ / ミヤオリー 台湾北西部の県。ほぼ台北と台中の中間に位置する。人口55万9703(2000)。客家(ハッカ)が大半を占める。東側に雪山山脈を望み、3000メートル級の高峰が群立する。おもに農業が行われ、米、サツマイモ、ラッカセイなどのほかに、シトロネラソウ(化学原料)を産する。また台湾最大の石油、天然ガスの産地である。縦貫鉄道、南北高速公路が通る交通の要衝で、付近に有名な景勝地獅頭(ししとう)山がある。[劉 進 慶] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例