苗栗(読み)ビョウリツ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「苗栗」の意味・わかりやすい解説

苗栗
びょうりつ / ミヤオリー

台湾北西部の県。ほぼ台北と台中の中間に位置する。人口55万9703(2000)。客家(ハッカ)が大半を占める。東側に雪山山脈を望み、3000メートル級の高峰が群立する。おもに農業が行われ、米、サツマイモ、ラッカセイなどのほかに、シトロネラソウ(化学原料)を産する。また台湾最大の石油天然ガス産地である。縦貫鉄道、南北高速公路が通る交通の要衝で、付近に有名な景勝地獅頭(ししとう)山がある。

[劉 進 慶]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む