苛らぐ(読み)イララグ

デジタル大辞泉 「苛らぐ」の意味・読み・例文・類語

いらら・ぐ【苛らぐ】

《「いららく」とも》
[動ガ四]
角張る。突っ張る。
「こはごはしう―・ぎたる物ども着給へる」〈手習
寒さなどで、鳥肌が立つ。
「いと寒げに、―・ぎたる顔して持て参る」〈橋姫
[動ガ下二]いららがす」に同じ。
「目を―・げ歯がみをして」〈太平記・二六〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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