苛斂(読み)カレン

デジタル大辞泉 「苛斂」の意味・読み・例文・類語

か‐れん【苛×斂】

《「斂」は取り上げて納める意》租税などを厳しく取り立てること。

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精選版 日本国語大辞典 「苛斂」の意味・読み・例文・類語

か‐れん【苛斂】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「斂」は納める意 ) 税金などをきびしく取り立てること。むごい取り立て。→苛斂誅求(ちゅうきゅう)
    1. [初出の実例]「重税苛斂して以て怨(うらみ)を民に買ふことを免れず」(出典三酔人経綸問答(1887)〈中江兆民〉)
    2. [その他の文献]〔旧唐書‐穆宗紀〕

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普及版 字通 「苛斂」の読み・字形・画数・意味

【苛斂】かれん

きびしく租税をとりたてる。〔旧唐書、穆宗紀〕初め宗兵を用ひ、皇甫(ぬき)んでて相と爲し、苛斂して下を剝するものは、人皆之れを咎め、以て譴するに至る。

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