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若松半島 わかまつはんとう

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日本の地名がわかる事典の解説

〔福岡県〕若松半島(わかまつはんとう)


福岡県北端の半島。響灘(ひびきなだ)に臨み、遠賀(おんが)郡芦屋(あしや)町と北九州市若松区にまたがる。南に洞海(どうかい)湾を抱く。東部は石峰(いしみね)山(標高302m)を主峰とする地塁状の山地で、西部はなだらかな丘陵地。洞海湾湾口部の砂嘴(さし)と埋め立て地に市街地が広がる。北東岸では埋め立てによる響灘工業団地が造成された。北岸は千畳敷岩(せんじょうじきいわ)など変化に富んだ海岸で知られ、玄海(げんか)国定公園に属する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

若松半島
わかまつはんとう

福岡県北端、響灘(ひびきなだ)に臨み洞海(どうかい)湾を抱く半島。北九州市若松区がほぼ全域を占め、東西約13キロメートル、南北約5キロメートルで、東部はおもに花崗(かこう)岩および中生層からなる石峰(いしみね)地塁(山地)、西部は第三紀層の低丘陵地が広がる。東端の洞海湾口部に発達した砂嘴(さし)と埋立地の上に若松の市街地が形成され、対岸の戸畑(とばた)とは若戸(わかと)大橋で結ばれている。近年、響灘開発により大規模な埋立地が北東方向に拡大している。西部の丘陵地は早くから近郊農業地帯として知られ、ハクサイ、キャベツなどの生産が盛んであるが、住宅地化も進行しつつある。北西部の響灘海岸は玄海(げんかい)国定公園に含まれ海水浴などでにぎわう。[石黒正紀]

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