若竹町(読み)わかたけちよう

日本歴史地名大系 「若竹町」の解説

若竹町
わかたけちよう

[現在地名]小樽市若竹町・勝納町かつないちよう潮見台しおみだい一―二丁目・築港ちつこう

明治初年(同二年八月―同六年の間)より同三二年(一八九九)まで存続した町。勝納町の南東にある。明治四年六月開拓使小樽詰より厚泊あつとまり振島ふれしまの字を廃して若竹町とする旨の伺いが出され、若竹町が成立(明治五年小樽郡一号区内戸籍表)。同六年の「後志国地誌提要」に若竹町とみえ、戸数三八、男七八・女二四、寄留戸数三、男五二・女二四。


若竹町
わかたけちよう

[現在地名]厚岸郡厚岸町若竹町

明治一五年(一八八二)から同三三年まで存続した厚岸郡の町。明治一五年九月町域拡張により湾月わんげつ町東方隣接地に設置された町で、厚岸市街を構成する。同一七年一月市街区域の再編成により厚岸村・小原内おばらない村・帆似恋ほにこい村・辺土江へどえ村・奔渡ぽんと村の各一部が編入された。梅香ばいか町の東隣にあり、厚岸湾に沿って南西から北東へ細長く延びていた(状況報文)。同一九年の戸数七二・人口二四一(厚岸町史)。明治一五年広島県から厚岸郡内に二三戸・八一人の移住者があり、その多くが当町域内に入植した(状況報文)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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