苧環蒸し(読み)おだまきむし

精選版 日本国語大辞典 「苧環蒸し」の意味・読み・例文・類語

おだまき‐むしをだまき‥【苧環蒸・小田巻蒸】

  1. 〘 名詞 〙 茶碗蒸し一種。下にうどん、またはそばを入れ、かまぼこ鶏肉、しいたけ、みつば、くわいなどを加え、といた鶏卵をかけて蒸したもの。おだまき。
    1. [初出の実例]「有信亭の友白髪(ともしらが)、松中庵の小環蒸(オダマキムシ)、共に奇を以て鳴る」(出典柳橋新誌(1874)〈成島柳北〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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