英林塚(読み)えいりんづか

日本歴史地名大系 「英林塚」の解説

英林塚
えいりんづか

[現在地名]福井市城戸内町

朝倉館背後の東南方、標高八九メートルの山腹にある朝倉孝景(法名英林)の墓。この墓のある平垣地は、朝倉孝景(英林)の館跡と考えることも可能であろう。慶長三年(一五九八)検地の際の文書と思われる笠原・河合連署書状(心月寺文書)に「一乗義景御屋敷当寺御立候付、山林之義、南英林墓所上之尾分堺、北者南陽寺屋敷之上北之尾分堺、可有御進退候」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android