茂森座跡(読み)しげもりざあと

日本歴史地名大系 「茂森座跡」の解説

茂森座跡
しげもりざあと

[現在地名]弘前市茂森町

茂森町内の東側、もり町と覚仙かくせん町との中間にあった芝居小屋

元禄四年(一六九一)四月八日より、茂森町内において常芝居が始まり(津軽歴代記類)酒田さかた(現山形県酒田市)小太夫興行があったという(弘前市史)。同一〇年には家中芝居見物も認められ、享保七年(一七二二)からは夜の興行が行われた(同書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android