草履虫(読み)ゾウリムシ

大辞林 第三版の解説

ぞうりむし【草履虫】

原生動物繊毛虫綱の一属の総称。楕円形の単細胞動物で、表面は繊毛でおおわれる。体長0.2~0.3ミリメートル。卵形の大核一個と、一または二個の小核がある。すべて淡水産で、各地の池・溝・沼・田などに広く分布。遺伝学の材料として利用される。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

ぞうり‐むし ザウリ‥【草履虫】

〘名〙
① ゾウリムシ科に属する原生動物の一種。体は微小な単細胞で体長〇・二~〇・三ミリメートル。おおむね扁平な紡錘形。体の全面に生えている繊毛を活発に動かして左回りで泳ぐ。腹面にある口溝は体長の半分以上もあり、ここからえさをとりこむ。体側のくぼみにある口のほかに、食物を消化する食胞や排出を行なう収縮胞などがみられる。池沼や汚水中にすむ代表的動物性プランクトンで、分裂や接合などによって繁殖する。生物の実験材料として使われる。
② ゾウリムシ科に属する原生動物の総称

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

バンクシー

英ロンドンを中心に活動する覆面アーティスト。世界各地の街に現れて建物の壁などに社会風刺的なグラフィティアートを描くなど、ゲリラ的なアート活動を行っている。2005年に自身の作品を世界各国の有名美術館に...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android