草鞋虫(読み)ワラジムシ

デジタル大辞泉 「草鞋虫」の意味・読み・例文・類語

わらじ‐むし〔わらぢ‐〕【草鞋虫】

等脚目ワラジムシ科の甲殻類総称。落ち葉などの間などにすむ。体長約1センチ、平たい紡錘形で体節が並び、灰褐色。おめむし。ぞうりむし。

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精選版 日本国語大辞典 「草鞋虫」の意味・読み・例文・類語

わらじ‐むしわらぢ‥【草鞋虫・鼠姑】

  1. 〘 名詞 〙 甲殻綱ワラジムシ目(等脚類)ワラジムシ科の節足動物。体は扁平な小判形。体長一センチメートル内外。背面は多くの節からなる甲羅でおおわれ、腹面に多数の足がある。体は灰褐色から暗褐色までさまざま。枯葉の下や床下などの湿った所にすむ。ダンゴムシに似るが、刺激されても体を球形に丸めることはない。本州中部以北、北海道分布。世界的に広く分布する。おめむし。じしつ。
    1. [初出の実例]「草鞋虫といへる小虫を」(出典:随筆・耳嚢(1784‐1814)六)

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動植物名よみかた辞典 普及版 「草鞋虫」の解説

草鞋虫 (ワラジムシ)

学名Porcellio scaber
動物。ワラジムシ科の陸上動物

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