草生津村(読み)くそうづむら

日本歴史地名大系 「草生津村」の解説

草生津村
くそうづむら

[現在地名]長岡市草生津一―三丁目・信濃しなの一―二丁目・向島むこうじま町・山田やまだ一―三丁目・春日かすが一丁目・水道すいどう町四―五丁目・昭和しようわ一―二丁目・松葉まつば一丁目・中島なかじま六―七丁目・草生津町

長岡町の南西端に接し、信濃川に臨んで開かれた村。西の信濃川対岸の本大島もとおおじま村と渡船で結ばれ、善光寺道(信州道)要衝をなした。土合どあい村の枝郷。天正村名考(温古之栞)に「赤川向五十三軒」と伝えるのが当村とされる。この赤川向あかがわむかいは、近くに赤川が流れていたことにちなむ地名と思われる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android