草鞋銭(読み)ワラジセン

デジタル大辞泉 「草鞋銭」の意味・読み・例文・類語

わらじ‐せん〔わらぢ‐〕【草鞋銭】

わらじを買うぐらいの金。旅費としてのわずかの金銭
[類語]旅費路用路銀交通費足代車代運賃

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精選版 日本国語大辞典 「草鞋銭」の意味・読み・例文・類語

わらじ‐せんわらぢ‥【草鞋銭】

  1. 〘 名詞 〙 わらじを買うための金銭。転じて、その程度のわずかな旅費。少額の足代。また、旅立つ人に送る金銭。わらじの料。
    1. [初出の実例]「不動坊主来。神崎下送者帰。艸鞋銭両人え五十片宛下行」(出典:鹿苑日録‐天文一三年(1544)八月一一日)
    2. 「六道のわらぢ銭(セン)六文」(出典浮世草子・元祿大平記(1702)三)

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