荏の油(読み)エノアブラ

デジタル大辞泉 「荏の油」の意味・読み・例文・類語

え‐の‐あぶら【×荏の油】

エゴマ種子からとった油。アルファリノレン酸を多く含み、食用とするほか、ペンキ・ワニスなどに使用される。古くは灯用雨傘などの塗料に用いた。荏胡麻油えごまあぶら紫蘇油しそあぶら。えのゆ。

え‐の‐ゆ【×荏の油】

えのあぶら(荏の油)

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精選版 日本国語大辞典 「荏の油」の意味・読み・例文・類語

え【荏】 の 油(あぶら)

  1. 荏胡麻(えごま)の種子から採取した乾性油日本特産油紙、雨傘などに塗布して防水に用いる。
    1. [初出の実例]「其調副物。〈略〉。麻子油七夕。荏油一合」(出典:令義解(718)賦役)

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