荒川亀斎(読み)あらかわ きさい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「荒川亀斎」の解説

荒川亀斎 あらかわ-きさい

1827-1906 幕末-明治時代の彫刻家
文政10年4月25日生まれ。金工,書画にすぐれ,象眼も得意とした。明治10年「紫檀(したん)製書棚」が第1回内国勧業博覧会で受賞,26年シカゴでのコロンブス博覧会に「櫛稲田姫命」(出雲(いずも)大社蔵)を出品した。明治39年10月14日死去。80歳。出雲(島根県)出身。名は明生。通称は重之輔。別号に濤石,酔石など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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