デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「荒川天散」の解説 荒川天散 あらかわ-てんさん 1652-1735* 江戸時代前期-中期の儒者。承応(じょうおう)元年生まれ。伊藤仁斎(じんさい)に師事し,14歳で師の代講をつとめ,寛文9年紀伊(きい)和歌山藩儒にとりたてられる。日本の地誌にもくわしかった。享保(きょうほう)19年12月14日死去。83歳。山城(京都府)出身。名は秀。字(あざな)は敬元,景元。通称は善吾。別号に蘭室。著作に「南竜公譜略」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例