荒手番い(読み)あらてつがい

精選版 日本国語大辞典 「荒手番い」の意味・読み・例文・類語

あら‐てつがい‥てつがひ【荒手番・荒手結】

  1. 〘 名詞 〙 毎年正月に行なわれる賭弓五月に行なわれる騎射勝負のため、行なわれる予行演習。→手番(てつがい)。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「府荒手結、依穢不着」(出典小右記‐天元五年(982)正月一三日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android