あら‐ゆ【荒湯】
- 〘 名詞 〙 荒磯に湧く温泉。または、激しい勢いで湧く湯の意か。
- [初出の実例]「波がくる浜のあらゆは我なれや身をうみにのみ思ひ入るらむ〈藤原顕広〉」(出典:丹後守為忠百首(1134頃か)雑)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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荒湯
あらゆ
[現在地名]鳴子町鬼首
荒雄岳の東南麓にある。荒雄の湯の略で、姥ノ湯ともよばれた。「玉造郡誌」によれば、遊佐長門なる者が天正一四年(一五八六)に発見、慶長三年(一五九八)から湯役を上納、藩士傷病者の療養所に指定されたという。しかしその後、洪水などにより廃湯になったとみえ、嘉永六年(一八五三)の鬼首村書上(大場義郎家文書)によれば、寛文年間(一六六一―七三)鳴子村の市右衛門(遊佐姓)が鬼首村田代に移住し再興、宝永年中(一七〇四―一一)には運上を納めて藩より敷地を譲り受け、湯元に家作したという。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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