荒船清十郎(読み)アラフネ セイジュウロウ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「荒船清十郎」の解説

荒船 清十郎
アラフネ セイジュウロウ


肩書
衆院議員(自民党),元・運輸相

生年月日
明治40年3月9日

出生地
埼玉県秩父郡

学歴
明治大学中退

経歴
埼玉県議会副議長から、昭和21年に衆院議員に初当選、以来13回当選。41年運輸相に就任、しかし地元の高崎線深谷駅に急行列車を停車させることにし、「一つぐらい、いいじゃないか」のセリフをはいて辞任に追いこまれた。45年衆院副議長、51年三木改造内閣の行政管理庁長官を歴任。国会運営にかけては手腕を発揮し、ロッキード事件証人喚問では独得の尋問ぶりで話題になったほか、52年2月の鬼頭史郎判事補のニセ電話事件弾劾裁判では裁判長役を務めた。

没年月日
昭和55年11月25日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

20世紀日本人名事典 「荒船清十郎」の解説

荒船 清十郎
アラフネ セイジュウロウ

昭和期の政治家 衆院議員(自民党);元・運輸相。



生年
明治40(1907)年3月9日

没年
昭和55(1980)年11月25日

出生地
埼玉県秩父郡

学歴〔年〕
明治大学中退

経歴
埼玉県議会副議長から、昭和21年に衆院議員に初当選、以来13回当選。41年運輸相に就任、しかし地元の高崎線深谷駅に急行列車を停車させることにし、「一つぐらい、いいじゃないか」のセリフをはいて辞任に追いこまれた。45年衆院副議長、51年三木改造内閣の行政管理庁長官を歴任。国会運営にかけては手腕を発揮し、ロッキード事件の証人喚問では独得の尋問ぶりで話題になったほか、52年2月の鬼頭史郎判事補のニセ電話事件弾劾裁判では裁判長役を務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「荒船清十郎」の解説

荒船清十郎 あらふね-せいじゅうろう

1907-1980 昭和時代の政治家。
明治40年3月9日生まれ。埼玉県議をへて,昭和21年衆議院議員(当選13回,自民党)。第1次佐藤内閣の運輸相,衆議院副議長,三木・福田両内閣の行政管理庁長官。運輸相のとき急行列車を選挙区内の駅に停車させるようにしたと非難され辞任した。昭和55年11月25日死去。73歳。埼玉県出身。明大中退。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「荒船清十郎」の解説

荒船 清十郎 (あらふね せいじゅうろう)

生年月日:1907年3月9日
昭和時代の政治家。衆議院議員;運輸大臣
1980年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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