すべて 

荘厳浄土寺(読み)しようごんじようどじ

日本歴史地名大系 「荘厳浄土寺」の解説

荘厳浄土寺
しようごんじようどじ

[現在地名]住吉区帝塚山東五丁目

住吉大社の東にある。真言律宗、山号朝日山、本尊不動明王(木造、立像)。単に浄土寺とも称した。開創年代不詳。応徳元年(一〇八四)住吉社神主津守国基が勅命によって再興したと伝え、その時、土中より三尺余の金札が出土し、その銘に「七宝荘厳極楽浄土云々」とあったことから寺号を下賜されたという(摂陽群談)。また永長元年(一〇九六)諸堂が造営され落慶供養が営まれたという(同書)。建治元年(一二七五)八月二三日、奈良西大寺叡尊が当寺で授戒、「感身学正記」に「於浄土寺、百九十二人授戒薩戒」とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 末寺 立像 境内
すべて 

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む