菊亭脩季(読み)きくてい ゆきすえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「菊亭脩季」の解説

菊亭脩季 きくてい-ゆきすえ

1857-1905 明治時代の華族
安政4年5月6日生まれ。鷹司輔煕(たかつかさ-すけひろ)の子。今出川実順(さねあや)の養子。維新後,菊亭改姓。明治22年伯父三条実美(さねとみ)らと北海道雨竜原野に5万haの土地貸し下げをうけ,雨竜華族農場を組織したが,24年解散,分割。26年深川村メム(深川市)に5756haの菊亭農場をひらく。32年耕地をすべて小作人に分譲した。侯爵貴族院議員。明治38年10月8日死去。49歳。京都出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android