菊地康雄(読み)きくち やすお

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「菊地康雄」の解説

菊地康雄 きくち-やすお

1920- 昭和-平成時代の詩人
大正9年9月7日生まれ。中学生時代から詩作し,昭和15年「十九歳」を刊行。戦後満州(中国東北部)よりひきあげ,出版社勤務のかたわら「歴程」「詩学」などに寄稿詩集近日点」でアナーキーなはげしい気概をしめした。東京出身。筆名は初村顕太郎。評論に「青い階段をのぼる詩人たち」「逸見猶吉ノオト」「現代詩の胎動期」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android