菊畑(読み)きくばたけ

精選版 日本国語大辞典 「菊畑」の意味・読み・例文・類語

きく‐ばたけ【菊畑】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙 菊の植えてあるはたけ。菊を栽培するはたけ。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「菊畠はけさも掃除致しました」(出典:虎寛本狂言・不聞座頭(室町末‐近世初))
    2. 「菊畑おくある霧のくもり哉〈杉風〉」(出典:俳諧・炭俵(1694)下)
  2. [ 2 ] 浄瑠璃鬼一法眼三略巻(きいちほうげんさんりゃくのまき)」の三段目の通称鬼一法眼の持つ兵法の虎の巻を手に入れるため、牛若丸と鬼一の弟鬼三太とが、鬼一のもとに下男奉公して苦心する場面。

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歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「菊畑」の解説

菊畑
(通称)
きくばたけ

歌舞伎・浄瑠璃の外題
元の外題
鬼一法眼三略巻
初演
享保16.12(大坂・嵐国石座)

菊畑
きくばたけ

歌舞伎・浄瑠璃の外題。
初演
明治12.7(東京春木座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

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