菖蒲塚古墳(読み)あやめづかこふん

日本歴史地名大系 「菖蒲塚古墳」の解説

菖蒲塚古墳
あやめづかこふん

[現在地名]巻町竹野町 菖蒲

巻町の西方約二キロ、角田かくだ山麓南東に突出した竹野町たけのまち丘陵先端、標高二〇メートルの平坦部に立地する前方後円墳。全長五〇メートル、後円部直径三三メートル、高さ三・二メートル、前方部の高さ二メートルである。文化八年(一八一一)橘茂世の「北越奇談」に当古墳出土の鏡の図が記載され、江戸時代に盗掘されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

世界大百科事典(旧版)内の菖蒲塚古墳の言及

【巻[町]】より

…越後七浦海岸は佐渡弥彦米山国定公園に属し,海水浴客を集めている。金仙(こんせん)寺裏にある菖蒲塚(あやめづか)古墳(史)は日本海側最北端の前方後円墳。北陸自動車道の巻潟東インターチェンジがあり,越後七浦シーサイドライン,JR越後線,国道116号線が通じる。…

※「菖蒲塚古墳」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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