菜野川神社(読み)なのかわじんじや

日本歴史地名大系 「菜野川神社」の解説

菜野川神社
なのかわじんじや

[現在地名]吾川村峠ノ越 峠ノ宮

竹屋敷たけやしきよりとうこえへ越える峠の頂上に鎮座する。祭神誉田別命。旧郷社。かつてのかわ郷諸村の氏神で、創建年代等は不詳。「土佐州郡志」は「峠大明神社」と記し、「南路志」には「八社大明神 名野川惣鎮守祭礼十一月五日、正体木神主壱人社家五人」とみえる。古池神と片岡神を合祀し、境内に天日神社と清川神社がある。

秋祭に奉納される名野川神楽は、国指定重要無形民俗文化財の「土佐の神楽」の一。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android