日本歴史地名大系 「菜野川神社」の解説 菜野川神社なのかわじんじや 高知県:吾川郡吾川村森山村菜野川神社[現在地名]吾川村峠ノ越 峠ノ宮竹屋敷(たけやしき)より峠(とう)ノ越(こえ)へ越える峠の頂上に鎮座する。祭神誉田別命。旧郷社。かつての菜(な)ノ川(かわ)郷諸村の氏神で、創建年代等は不詳。「土佐州郡志」は「峠大明神社」と記し、「南路志」には「八社大明神 名野川惣鎮守祭礼十一月五日、正体木神主壱人社家五人」とみえる。古池神と片岡神を合祀し、境内に天日神社と清川神社がある。秋祭に奉納される名野川神楽は、国指定重要無形民俗文化財の「土佐の神楽」の一。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by