法則の辞典 「華氏温度目盛」の解説 華氏温度目盛【Fahrenheit scale】 ファーレンハイト温度目盛*.氷点を32°F,沸点を212°Fとする.もともとこの温度目盛りの原点は,氷と塩の混合でつくる寒剤の温度,100°Fは彼自身の体温だといわれているが,最近の報告によると,彼が制定した1724年におけるベルリンの最低気温と最高気温を利用したのだということである.「華氏」という字が使われるのは,ファーレンハイトの華音訳が「華倫海(Hua‐lin‐hai)」なので,最初の一字をとっているからである(したがって,一部の出版社などが愛用している「カ氏」という文字遣いは無意味である). 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報