萬徳寺(読み)まんとくじ

日本歴史地名大系 「萬徳寺」の解説

萬徳寺
まんとくじ

[現在地名]小浜市金屋

金屋かなや集落の南側山裾にある。延宝山と号し、高野山真言宗。本尊阿弥陀如来。前身を極楽寺(のち正照院)という。

近江若狭・越前寺院神社大事典〉

〔極楽寺・正照院〕

「若狭郡県志」に「古謂極楽寺、未詳其宗門」と記され、文永二年(一二六五)の若狭国惣田数帳写に「極楽寺壱町二反百八十歩」とみえており、鎌倉時代にすでにあった。当初天台宗であった可能性がある。応安年中(一三六八―七五)安芸国円明えんみよう(現広島県五日市町か)の僧覚応が若狭へ廻国し、極楽寺で真言宗を広め、正照しようしよう(正昭院とも)と改めたという(「萬徳寺正照院縁起」萬徳寺文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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