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山賊 さんぞく

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

山賊
さんぞく

山間に本拠地を構えて集団生活をし,平野部の農村や街道を往来する人間や物資を襲う盗賊。ヨーロッパアメリカ,中国には事例が多い。日本では古くから政治支配の及ばない地域が少いので,固定的に本拠地を構える盗賊集団は成立せず,単なる追いはぎのことを山賊といった。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

さん‐ぞく【山賊】

山の中を本拠地にして通行人を襲う盗賊。

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世界大百科事典 第2版の解説

さんぞく【山賊】

山中において旅人などの通行人から財物を奪取する強盗,またその集団。山立(やまだち),山落(やまおとし)ともいう。日本の中世には《御成敗式目》のいわゆる〈大犯(だいぼん)三箇条〉の付則条項に〈夜討,強盗,山賊,海賊〉があげられているように,山賊は公権力が禁圧の対象とした最も重い犯罪の一つとされていた。実際にも地頭御家人が山賊を追捕して,恩賞地を給与されていることも知られる。いっぽう,中世前期の説話集などからは,山賊自身はその行為に対するそれほどの罪悪感がなく,またそれを重犯罪と考えない社会意識がなお存在したことが読みとれる。

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大辞林 第三版の解説

さんぞく【山賊】

山中に根城を構えて通行人を襲う賊。

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世界大百科事典内の山賊の言及

【マキ】より

…【佐藤 久】
[レジスタンスにおけるマキ]
 18世紀中葉,コルシカがフランスの統治下に入って以後,その支配や導入される新しい法秩序になじまず,それと衝突したり,また,旧来の社会的紐帯が揺らぐなかで,かつての共同体の掟の行使が私的な争闘に転化して犯罪者として追われる人びとが増加した。こうした人びとがしばしば島内のマキに隠れすみ,〈山賊〉化し,19世紀のロマン主義的風潮のなかで,ときに,義賊,英雄のイメージで描かれた。メリメの作品《コロンバ》(1840)や《マテオ・ファルコーネ》(1829)はとくに有名である。…

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