落合麒一郎(読み)オチアイ キイチロウ

20世紀日本人名事典 「落合麒一郎」の解説

落合 麒一郎
オチアイ キイチロウ

昭和期の物理学者 東京帝大教授



生年
明治32(1899)年11月13日

没年
昭和34(1959)年1月11日

出生地
和歌山県

学歴〔年〕
東京帝大理学部物理学科〔大正12年〕卒

学位〔年〕
理学博士〔昭和10年〕

経歴
第一高等学校講師から大正14年東京帝大理学部助教授、昭和10年理学博士、11年ドイツ、アメリカに留学、13年帰国して教授となり、相対論量子力学、固体論を講じた。25年から同大教養学部教授も兼務。46年には日本物理学会委員長を務めた。わが国の物性論進展に指導的役割を果した一人。著書に「最近物理学の諸問題」(共編)、「一般物理学」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「落合麒一郎」の解説

落合麒一郎 おちあい-きいちろう

1899-1959 昭和時代の物理学者。
明治32年11月13日生まれ。欧米に留学後,昭和13年母校東京帝大の教授。統計力学,物性論を研究し,衝突現象を解析した。昭和34年1月11日死去。59歳。和歌山県出身。著作に「相対性理論」「一般物理学」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「落合麒一郎」の解説

落合 麒一郎 (おちあい きいちろう)

生年月日:1899年11月13日
昭和時代の物理学者。東京帝国大学教授
1959年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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