葉牡丹(読み)ハボタン

精選版 日本国語大辞典 「葉牡丹」の意味・読み・例文・類語

は‐ぼたん【葉牡丹】

  1. 〘 名詞 〙 アブラナ科の多年草。キャベツ等と共通の母種から作り出された栽培変種。江戸時代に渡来し、主に日本で品種改良が行なわれ、現在は観賞用として広く栽培されている。高さ二〇~六〇センチメートル。茎は著しく短縮して太く、白粉を帯びた幅広い葉が密につく。葉は広倒卵形で縁がちりめん状に著しくちぢれるものと、ちぢれないで丸葉のものとがある。秋から冬にかけて紅・紫・白・淡黄色などを帯びる。年を越した春先に茎の先端が伸長して先に淡黄色の四弁花を総状につける。《 季語・冬 》 〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕
    1. [初出の実例]「葉牡丹やわが想ふ顔みな笑まふ」(出典:鶴の眼(1939)〈石田波郷〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「葉牡丹」の解説

葉牡丹 (ハボタン)

学名Brassica oleracea var.acephala
植物。アブラナ科の二年草,園芸植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む