コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

葛網(桂網) かつらあみ

1件 の用語解説(葛網(桂網)の意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

かつらあみ【葛網(桂網)】

葛寄せ網などともいい,主としてタイ漁に用いられた。摂津,紀伊,瀬戸内海を中心に室町時代末期ごろから発達したのではないかとみられている。江戸時代になると筑前,長門,肥前,肥後,薩摩,尾張,江戸湾などにも普及して,その規模もかなり大きくなっていった。これは漁網のほかに振縄と称する威嚇縄具(長大な幹縄にたくさんブリ板をつり下げたもの)を用い,それで海底を引き回してタイを深処より浅瀬に追い出し,その背後から地引網をかけ回すか(地漕(じこぎ)網),浅処に浮き上がったタイを旋(まき)網で捕獲するか,あるいは敷網を入れておきその上に魚群を追い込んでとるか,地方によって漁網自体はさまざまであった。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

稀勢の里寛

1986- 平成時代の力士。昭和61年7月3日生まれ。中学卒で鳴戸部屋に入門し,平成14年3月初土俵。16年5月新十両,同年11月には18歳4ヵ月で新入幕をはたす。18年7月新三役小結,21年3月新関...

続きを読む

コトバンク for iPhone