…近世には三都の糞尿を集め近くの農村に運ぶ糞船(くそぶね),肥船(こえぶね)が存在した。江戸では葛西船(かさいぶね)と称する茶船がその代表であった。このように,糞便は古くから農耕用肥料とされてきたが,神聖な神田には下肥を使用せず,また神役も穢れたものとして糞尿に触れるのをさける習慣がある。…
※「葛西船」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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