葦守八幡宮(読み)あしもりはちまんぐう

日本歴史地名大系 「葦守八幡宮」の解説

葦守八幡宮
あしもりはちまんぐう

[現在地名]岡山市下足守

下足守しもあしもりのほぼ中央の小丘上に鎮座。主祭神は応神天皇。旧足守藩領の総鎮守。旧郷社。「日本書紀」応神天皇二二年条にみえる行宮「葉田葦守宮」の旧跡に吉備中彦命が社殿を建立したのが起源と伝える。嘉応元年(一一六九)の足守庄図(神護寺蔵)にも当社と思える「八幡宮」の記載がある。表参道入口にある石鳥居は国指定重要文化財。明神鳥居の柱の下部に垣を取付けた両部鳥居形式で、その最古の現存例として足守式両部鳥居の称をもつ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む