葦守八幡宮(読み)あしもりはちまんぐう

日本歴史地名大系 「葦守八幡宮」の解説

葦守八幡宮
あしもりはちまんぐう

[現在地名]岡山市下足守

下足守しもあしもりのほぼ中央の小丘上に鎮座。主祭神は応神天皇。旧足守藩領の総鎮守。旧郷社。「日本書紀」応神天皇二二年条にみえる行宮「葉田葦守宮」の旧跡に吉備中彦命が社殿を建立したのが起源と伝える。嘉応元年(一一六九)の足守庄図(神護寺蔵)にも当社と思える「八幡宮」の記載がある。表参道入口にある石鳥居は国指定重要文化財。明神鳥居の柱の下部に垣を取付けた両部鳥居形式で、その最古の現存例として足守式両部鳥居の称をもつ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む