蒜山高原(読み)ヒルゼンコウゲン

デジタル大辞泉 「蒜山高原」の意味・読み・例文・類語

ひるぜん‐こうげん〔‐カウゲン〕【蒜山高原】

岡山県北部、真庭市北部に広がる高原。標高500~600メートル。大山だいせん連峰の東に連なる蒜山三座さんざ(「上蒜山(1202メートル)・中蒜山(1122メートル)・下蒜山(1100メートル)」)南麓に位置する。ジャージー種乳牛の牧場・休暇村蒜山高原などがある。キャンプ場スキー場としてにぎわう。大山隠岐おき国立公園に属する。蒜山ばら

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改訂新版 世界大百科事典 「蒜山高原」の意味・わかりやすい解説

蒜山高原 (ひるぜんこうげん)

岡山県北部,蒜山南麓の高原。蒜山原ともいわれる。かつて陸軍の演習場であったが,第2次大戦後に開墾された。酸性の黒ボク土がおおっているので作物の選択に苦労を重ねたが,岡山県が集約酪農地域に指定しジャージー種乳牛を導入してから酪農が定着した。また,みの早生ダイコンの集団的産地化にも成功した。高原西部の一角にあたる真庭市の旧川上村三木ヶ原には蒜山国民休暇村があり,ここから大山南西麓の鏡ヶ成(かがみがなる)国民休暇村まで蒜山大山有料道路が通じている(1993年無料開放)。
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デジタル大辞泉プラス 「蒜山高原」の解説

蒜山高原

岡山県真庭市にある道の駅。県道蒜山(ひるぜん)高原線に沿う。

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世界大百科事典(旧版)内の蒜山高原の言及

【八束[村]】より

…人口3116(1995)。旭川上流域に位置し,村域は蒜山(ひるぜん)盆地と蒜山高原からなる。北は鳥取県に接し,犬挟(いぬばさり)峠を越えて勝山と倉吉を結ぶ国道313号線(旧,伯州街道)が通じる。…

※「蒜山高原」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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