精選版 日本国語大辞典 「蒸鮨」の意味・読み・例文・類語
むし‐ずし【蒸鮨】
〘名〙 小切りにして甘からく味をつけた干瓢、椎茸、筍、ちくわなどを鮨飯にまぜて器に盛り、その上に金糸卵、焼きあなごなどを散らしてふたをし、蒸籠(せいろう)または蒸し器に入れて蒸した鮨。主に、京阪地方で食する。温鮨(ぬくずし)。蒸籠鮨(せいろうずし)。《季・冬》
※古川ロッパ日記‐昭和九年(1934)三月五日「ワンタンめんと蒸しずしを食ひ」
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