デジタル大辞泉 「蓄髪」の意味・読み・例文・類語 ちく‐はつ【蓄髪】 [名](スル)一度剃髪ていはつした人が頭髪を再び伸ばすこと。僧尼が還俗げんぞくして髪を伸ばすこと。「蓄髪して世俗の人となる」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「蓄髪」の意味・読み・例文・類語 ちく‐はつ【蓄髪】 〘 名詞 〙 一度剃髪(ていはつ)した人が髪の毛を再びのばすこと。〔布令字弁(1868‐72)〕[初出の実例]「比丘尼の蓄髪と縁付と肉食と還俗もまた勝手たるべしといふことになった」(出典:夜明け前(1932‐35)〈島崎藤村〉第二部)[その他の文献]〔漢学師承紀‐武億〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「蓄髪」の読み・字形・画数・意味 【蓄髪】ちくはつ 髪を伸ばす。〔漢学師承記、四、武億〕(さと)すに佛の異端爲り、人心をし、風俗を壞(やぶ)る~を以てす。~尼其のを解せずと雖も、然れども其のに感じ、皆髮俗す。字通「蓄」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報