蓮華谷古墳群(読み)れんげだにこふんぐん(II)

日本歴史地名大系 「蓮華谷古墳群」の解説

蓮華谷古墳群(II)
れんげだにこふんぐん(II)

[現在地名]板野町犬伏

徳島工業短期大学の西にある尾根先端に形成された古墳群。前期古墳二基と五基の後期古墳から構成される。平成二年(一九九〇)四国縦貫自動車建設に伴って二―七号墳が発掘調査された。二号墳は直径約一〇メートル、残存高七〇センチの前期の円墳で、礫敷きの粘土槨に刳抜式木棺を主体とする。粘土槨は長さ四・四メートル、幅一・二メートルの墓壙基底部に指頭大の砂岩円礫を敷詰め、その上部に粘質土を突き固め棺床としている。長さ約二・八メートル、幅四五センチの木棺南頭位に安置する。棺内副葬遺物は頭部、棺中軸東寄りに製四神形鏡一・翡翠製勾玉一・碧玉製管玉一一・有袋鉄斧一・一・鉄刀二があり、朱の塗布が認められた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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