蔓人参(読み)ツルニンジン

デジタル大辞泉 「蔓人参」の意味・読み・例文・類語

つる‐にんじん【×蔓人参】

キキョウ科蔓性多年草山野に生え、根は紡錘形。茎や葉を切ると白い液が出る。葉は長楕円形。夏から秋にかけて、白緑色で内面に紫褐色の斑点がある鐘形花が咲く。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「蔓人参」の意味・読み・例文・類語

つる‐にんじん【蔓人参】

  1. 〘 名詞 〙 キキョウ科のつる性多年草。各地の山野に生える。根は紡錘形。茎は他物にからんで長さ二メートルぐらいに伸び、切ると白い汁が出る。葉に柄があり、枝端にふつう四枚ずつ集まってつく。葉身は楕円形または披針形で長さ約五センチメートル。秋、鐘形花が下向きに咲く。花冠の先は浅く五裂し、外面は白緑色で内面に紫褐色の斑点がある。慣用漢名、羊乳。ととき。〔物類品隲(1763)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「蔓人参」の解説

蔓人参 (ツルニンジン)

学名Codonopsis lanceolata
植物。キキョウ科の多年草,薬用植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android